フレンチのテリーヌの魅力と意味を知ろう

テリーヌは鍋という意味です。

フレンチのオードブルなどでよく出てくるテリーヌですが、本来は鍋という意味です。
基本的にお肉を一カ所にまとめて、楕円形や四角いものに調理することによって、味を一カ所にまとめています。
鍋をしっかりと煮詰めると味が深くなって、最後雑炊にするとおいしいことがありますが、この料理も見た目と味が煮詰まるかという理由からつけられたのではないのでしょうか。
作り方としては、型を作ってひき肉やレバーを入れ、場合によっては野菜や隠し味をいろいろ入れます。
それをオーブンとじっくりと焼いて、1センチほど切り取って食べます。
保存食の傾向が強く、ゼラチンと脂がしっかりと守ってくれるので、1~2週間食べることができるのは大きな強みです。


よくパテとの違いを混同される人が多いですが、そもそもフランス語でもテリーヌ・ド・パテとなっていて、つまり容器を使って作るものがテリーヌで、容器を出したらパテということになるわけで、基本的に混同しても大丈夫といえます。

テリーヌの魅力とは

そんなテリーヌの魅力ですが、見た目に大きな魅力があるといえます。
前述の通りお肉や野菜や様々なものを入れて焼きます。
ですから単にお肉を焼いた場合ですと色はそれほど変わりませんが、この料理は違います。
一つの世界に様々な世界が広がっています。
例えばお肉も数種類使えばそれだけ色合いが変わってきますし、中には何十種類も入れていることがあります。
そうなりますと、四角形の世界が一つのキャンバスになるでしょう。
野菜をいっぱい入れたり、海老や魚を入れたりといろいろな工夫ができ、まさにシェフの腕の見せ所といえます。
断面も美しく目で楽しみ口の中で楽しむことができますから、その後の料理のイメージを大きくプラスに働かせてくれるはずで、重要な前菜といえるでしょう。

山陽姫路近くの安くて美味しいバル「kagen(カゲン)」

どのような料理として出されるか

基本的には前菜として出されることが多く、特に重要な存在として位置します。
また、主食のイメージが多いこの料理ですが、デザートとして出されることも注目したいです。
ぎゅっと詰め込めることができるこの料理は、デザートでも有効に働き、例えば抹茶やチョコレートをしっかりと詰め込みますと抹茶は味わいが強くなりますし、チョコレートはホワイトやいろいろな色合いを混ぜれば独特の世界観ができます。
この様に、まれにメインディッシュでもありますが、基本は料理の最初と最後のに出てくる重要な立場といえるでしょう。
テリーヌ次第でそのお店の価値がわかるかもしれません。