フレンチの煮込み料理ナヴァランとは

フランスの煮込み料理

ナヴァランはフレンチの煮込み料理のことを指します。
羊の肉を季節の野菜と共に煮込みます。
この料理の由来には二つの説があります。
一つ目は、ナヴァリノの海戦にかかわっているという説と、二つ目はフランス語で navetというカブという野菜が使用されているという説です。


ちなみにナヴァリノの海戦とは、ギリシャ道立戦争中に行われた海戦のことです。
1825年、当時のギリシャはトルコ国相手に戦争を行っていました。
フランスは1827年にギリシャ側を参戦する形で、船でギリシャ海へ出向しました。
ナヴァリノはギリシャの街にある名前でもあります。
カブはフランスでは、比較的手に入れやすい食材で、羊肉の煮込み料理の付け合わせとしてよく用いられています。
羊肉の方ではなく、付け合わせの野菜名の方が料理名になっているのは不思議ですが、本場フランスではナヴァランプランタニエールという料理が春の御馳走としてよく食されています。
ちなみにプランタニエールは春野菜という意味があります。
グリーンピースやカブなどの春野菜と共にいただくお料理です。

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子羊が一番おいしい時期とは

フレンチのナヴァランの主役はやはり子羊です。
ところで子羊が一番おいしい時期をご存じでしょうか。
それは春です。
羊の出産時期は2月から3月ですので、春になるとちょうど食べごろの大きさになります。
生まれてから数か月後の子羊はちょうど肉も柔らかくジューシーですので、春の御馳走としてナヴァラン・プランタニエールという料理がレストランのメイン料理としてよく出されます。
一般家庭でも作ることができるフレンチ料理ですので、フランスの家庭料理ともいえるでしょう。

日本の家庭で作る場合は豚肩ロースで代用しても

フレンチのナヴァランで使用する子羊は日本の一般家庭ではなかなか手に入れることが難しい食材です。
そこで子羊の代わりに豚肩ロースを代用してみましょう。
豚肩ロースは、煮込み料理に適した部位ですので美味しく作ることができます。
昔のフランス家庭では、鍋でコトコトと長時間煮込まなければなりませんが、圧力鍋を使えば、家庭でも簡単に手早く作ることができるでしょう。

肉を大きめの一口大に切り、塩コショウ、ハーブ、オリーブオイルで下味をつけ、フライパンにニンニクやトマト、セロリなどの香味野菜をいため、別にフライパンで焼いた肉を鍋に加えて、2時間ほど柔らかくなるまで煮込んでいきます。
付け合わせのカブやじゃがいもなどの野菜は鍋で別茹でをし、最後の仕上げに彩として付け合わせれば完成です。